「毎月のスマホ代、なんでこんなに高いんだろう…」そう感じたことはありませんか?
家計簿を見ながら、毎月の通信費にため息をついている方は多いのではないでしょうか。夫婦で大手キャリアを使っていると、スマホ代だけで月15,000〜20,000円。年間にすると24万円を超えるご家庭も珍しくありません。
「子どもの教育費や老後資金のために貯蓄を増やしたいのに、なかなか余裕ができない…」そんな悩みを抱える20〜40代のご家族に、今日は通信費の見直しについてお話しします。
通信費は、一度見直せば毎月自動的にお金が残り続ける「最強の固定費削減ポイント」です。
私自身も数年前まで、夫婦で大手キャリアを使い月10,000円以上の通信費を払っていました。「大手なら安心」「変えるのは面倒」と思い込んでいたのです。でも、思い切って見直したことで月5,000円以上の削減に成功し、年間60,000円の余剰資金を生むことができました。
この記事では、両学長(リベラルアーツ大学)の考え方を参考にしながら、家族で実践できる通信費削減の本質的な方法をお伝えします。
通信費の本質:あなたが払っているのは「電波代」ではなく「ブランド料」
多くの方が勘違いしているのですが、大手キャリアと格安SIMで電波の品質に大きな差はありません。なぜなら、格安SIMの多くは大手キャリアの回線をそのまま借りて運用しているからです。
それでも大手キャリアの料金が高いのは、店舗維持費、広告宣伝費、テレビCM、複雑な料金プランを説明する人件費など、「サービスに直接関係ないコスト」が料金に上乗せされているためです。
つまり、あなたが毎月支払っている通信費の多くは、「電波代」ではなく「ブランド料」や「店舗維持費」なのです。
両学長(リベラルアーツ大学)は、「通信費の見直しだけで160万円分の金融資産を手に入れるのと同じ効果がある」と繰り返し強調しています。仮に月5,000円を削減できれば、年間60,000円。これを年利4%で運用できる資産に換算すると、実に150万円の元本に相当するのです。
お金持ちになるための基本ステップは、リベ大で言われる「①固定費削減 → ②貯蓄率向上 → ③投資で増やす」の3つ。通信費の削減は、この土台となる最初の一歩です。
通信費が高くなってしまう3つの原因
通信費が家計を圧迫する背景には、明確な3つの原因があります。
原因1:大手キャリア信仰による思考停止
「docomo・au・SoftBankなら安心」という信仰が、見直しを妨げています。確かに昔は店舗サポートや通信品質で差がありましたが、今は格安SIMでも十分快適に使えます。
「なんとなく不安だから変えない」は、毎月数千円を捨てているのと同じです。
原因2:プランの放置
契約当初から一度もプランを見直していない方は要注意です。データ使用量が少ないのに大容量プランのまま、通話オプションを使っていないのに付けっぱなし、というケースは非常に多く見られます。
実際、総務省の調査でも「契約しているギガ数の半分以下しか使っていない」という方が4割を超えています。
原因3:「乗り換えが面倒そう」という先入観
MNP(番号そのまま乗り換え)の手続きは、昔に比べて驚くほど簡単になりました。オンラインで完結し、所要時間は30分程度。SIMカードが郵送で届き、差し替えるだけで完了する事業者が大半です。
「面倒」という1日の手間を惜しんで、年間6万円を失い続けるのは賢明ではありません。
解決方法:家族で実践する「シンプルな通信費削減」3ステップ
両学長が提唱するシンプルな方法を、家族向けにアレンジしてご紹介します。
ステップ1:家族全員のデータ使用量を把握する
まずは、家族それぞれが月にどれくらいデータを使っているか確認しましょう。大手キャリアのマイページやアプリで、過去3ヶ月の使用量を見ることができます。
目安として以下の区分でプランを選ぶのが合理的です。
- 1〜5GB:Wi-Fi中心の方、通話・LINE・少しの動画
- 6〜20GB:SNS・動画視聴が中心の方
- 20GB超:動画配信・ゲームをヘビーに使う方
- 無制限:テザリングや外出先での大量通信が必要な方
ステップ2:使用量に合ったプランを選ぶ
2026年現在、コストパフォーマンスに優れた選択肢には以下のようなものがあります。
日本通信SIMは、1GBで月290円、20GBで月1,390円、50GBで月2,178円と、どの容量帯でも最安級。リベ大でも低〜中容量ユーザーに推奨されています。
楽天モバイルは、データ使い放題で月3,278円。外出先でたくさん使う方や、家族で容量を気にしたくない方に向いています。
ワイモバイル・UQモバイルは、家族割やおうち割(光回線セット割)を使うと2回線目以降が月1,100円引きになります。店舗サポートが欲しい方、ソフトバンク光やauひかりを契約中の方に相性が良い選択肢です。
大切なのは「自分の使い方に合ったプラン」を選ぶこと。人気ランキング1位が、あなたのご家庭にとっての最適解とは限りません。
ステップ3:固定回線とのセット割も視野に入れる
もし自宅にインターネット回線を引いているなら、モバイル回線とのセット割を活用することで、さらに月数千円の削減が可能です。家族4人で同じ回線グループに入れば、割引額は積み上がっていきます。
ただし、セット割目当てで不要な固定回線を契約するのは本末転倒。「今あるものを組み合わせる」が基本です。
今日からできる具体アクション
記事を読んで「よし、やろう」と思っても、行動に移さなければ1円も節約できません。今日・明日でできる現実的な一歩をご紹介します。
今日(所要時間10分):
家族それぞれのキャリアアプリを開き、過去3ヶ月のデータ使用量をスクリーンショットで記録しましょう。家計簿アプリに今月の通信費合計を書き出すのもおすすめです。
今週末(所要時間30分):
使用量に合った格安SIMを2〜3社ピックアップし、料金シミュレーションをしてみましょう。「自分の使用量 × 候補プランの月額」で、現状との差額が一目でわかります。
来月(所要時間1時間):
MNP予約番号を取得し、格安SIMの申し込みを進めましょう。最近はほとんどの事業者がWebで完結します。SIMカードが届いたら差し替えるだけ。工事も来店も不要です。
「完璧を目指さず、まず1人から始める」。これが挫折しないコツです。
私自身、最初に自分の回線だけを切り替え、半年ほど様子を見てから妻の回線も乗り換えました。いきなり家族全員を変えようとすると腰が重くなるので、スモールスタートがおすすめです。
まとめ:通信費削減は「自由への第一歩」
通信費の見直しは、地味ですが家計への効果は絶大です。月5,000円の削減は、年間60,000円、10年で600,000円、20年で1,200,000円。この金額を新NISAで年利5%運用できれば、20年後には約200万円にまで育つ可能性があります。
両学長が説く「自由になるための3つのステップ」は、以下のシンプルなものです。
- 固定費削減で毎月の支出を減らす
- 削減で生まれた資金で貯蓄率を向上させる
- 貯まったお金をインデックス投資で長期運用する
通信費削減はこの①にあたる、もっとも取り組みやすく、もっとも効果が続く施策です。一度見直せば、以降は何もしなくても毎月自動的にお金が残ります。
お金の不安を減らす一番の近道は、「入ってくるお金を増やす」ことよりも「出ていくお金を減らす」ことです。
子どもの教育費、住宅ローン、老後資金。どれも大切なことにお金を使いたいからこそ、ブランド料や惰性に払っている通信費を見直してみませんか?
今日の10分が、あなたのご家族の未来を少しだけ軽くしてくれるはずです。一緒に、小さな一歩を踏み出しましょう。

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